体に負担がかからない姿勢にするには

(前回の「姿勢を良くすること」と合わせてお読みください。)

人は生まれてから実に精巧に自分の肉体を作り上げて行きます。

その中でどういう生活を送るかで身体に様々な影響を及ぼしていきます。

座ることが多く、あまり動くことの少なくなった生活が主流の現代では、

正しく体を作り上げていくことが難しくなってきています。

こういう仕事ですから、当然姿勢に関しても色々と相談されます。

「歩き方/立ち方が悪いんです。」

「長時間座ってられないんです。」

といったものから

「人に姿勢が悪いって良く言われるんです。どうしたらいいですか?」

と言ったざっくりとしたことまで。

こういったことに関する答えはただ一つです。

 

姿勢を良くしたらいいだけです。

 

この当たり前のことができたら問題は解決ですが、

この当たり前のことすらできないからこそ問題が生じているということを

しっかり理解してください。

姿勢よく座るには

例えば多くの人が椅子に座る際に、浅く座って肩甲骨周辺のみが背もたれに

触れている状態で座る方が多くいます。

これは一見楽な姿勢に見えても横からよく見てみると、

ちょっとしたブリッジを延々とやっているのに等しい姿勢なのです。

椅子に触れている体の面積が少なければ少ないほど、自分の筋肉を動員して

体を支えるしかないのです。

オススメする座り方は、

 

骨盤の真後ろ(仙骨)が背もたれに着くぐらい深く座ってあげるだけです。

 

これだけで骨盤の上にしっかりと上体が乗った姿勢になってくれます。

あとは背もたれに体を委ねるだけで十分です。

椅子の背もたれが勝手に背中全体を支えてくれるはずなのです。

椅子に体を支えてもらう仕事をしてもらわずに、自分で支えようとした結果

腰が痛いとなるのは当たり前の話です。

車の運転の際も背もたれはしっかりと立て、

ヘッドレストを適切な高さにセットするだけで体への負担が激減します。

車のシートは丁寧に背中全体から頭までサポートしてくれる形をしてくれています。

そのシートをフルに活用しない手はありません。

よくある間違い

よくテレビで女優さんや女性タレントが椅子に浅く座って背筋をこれでもかというほど

反らせて座っている姿をみますが、あれが綺麗で正しい座り方だとは言い難いです。

あの方達は短いスカートなどを履いたりするので、下着等が見えないように

するのでああして隠せる姿勢にならざるを得ない状況なだけだと思います。

決してあの座り方を参考に姿勢を良くしようとは思わないでください。

似たような状況/環境であれば話は別ですが。

とはいえ、あそこまで腰を反らすのは空中でブリッジをやるのに等しいぐらい

相当な負担が腰にかかってくるはずです。

テレビ映り、写真写りが気になる職業でない限りオススメできない姿勢です。

 座るためにも筋肉は必要

深く座っても普段から腰/お腹を丸めてしまっている方には

この座り方は後ろから押されているぐらいに感じてしまう時があります。

そういう方はそもそも体を支える筋肉が機能していません。

ただ座るという単純な作業のためにもいくつもの筋肉は使われています。

骨盤の上にしっかりと上半身が乗り、さらにその上半身が頭部を支えるという

ことは座る以外にも生活していく上で大きな助けとなります。

そのためにも体を支える筋肉を動かせるように日々練習していくことが一番の近道です。

 

どこをどう鍛えればいいかわからない方はこちらまでお気軽にご相談ください。